技術の紹介

切断・抜き加工

展開設計をもとに、平板から必要な形状を切り出す作業です。また、角パイプやアングル材など長物材料は、必要な長さに切断します。

シャーリング

  • シャーリングマシンは、日用品のハサミと同じ原理で上刃と下刃によって、材料である平板を直線的にせん断する機械です。板厚は、鋼板で5mm程度まで、幅は2,500mmまでの切断が可能です。
  • 小さな板の剪断用として小型シャーリングを導入し、生産性のよい切断作業を実現しています。また、角を剪断する機械としてはコーナーシャーがあります。
  • シャーリングマシンは、上刃を加工物に押さえつけるように切断するために、切断面の上端部は丸みをおびた「ダレ」と呼ばれる状態が生じます。一方、反対側(下側)の切断面は「バリ」と呼ばれる尖った状態になり、手で持つとケガをする可能性があるため、切断後の後加工として、「バリ取り」が必要となります。
  • せん断のため寸法精度を出すには限界がありますが、直線的な切断であれば、プログラミングや金型交換等の段取り時間も必要ないため、手早い作業が可能な点で優位性があります。
  • 当社は、パンチングメタルのシャー切断の経験が豊富なことが特長です。パンチングメタルは孔加工による板全体の歪みがあったり、孔の目にあわせた切断が必要なことから難易度が高く、作業には熟練を要します。

レーザー加工

  • 板金材料をレーザーの照射によって切断する機械です。素材に直接触れることなく非接触で加工するため、シャーリング加工のような「ダレ」「バリ」の少ない良好な切断面が得られるとともに、寸法精度の高い切断加工が可能です。
  • 金型を使うことなく、CADデータをもとにした加工データで切断するので、複雑な形状、曲線など自由な切断が一個から可能で、少量ロット、個別生産に適したフレキシブルな切断方法です。当社では、SUS、鋼板ともに板厚9mmまでの切断に対応します。
  • 切断だけでなく、マーキング、彫刻もできます。曲げ加工等、他工程を考慮したケガキ線を入れたり、タレットパンチプレスとの複合加工であったりと、工夫と応用が利くところも面白いところです。
  • 当社では、自社で3次元CADによる設計から、展開設計、加工データ作成、板への割り付け等を一気通貫で行いますので、迅速かつ短納期なスピード対応が可能です。

タレットパンチプレス加工

  • 複数種類のパンチ(上型)とダイ(下型)が、タレットという円形の金型ホルダーに格納されており、NC制御でプログラミングされた順序でこれらの金型を操作して、板を打ち抜いたり成形加工をしたりするプレス装置で、通称、タレパンと呼ばれています。
  • タレット内の金型を組み合わせたり、追い抜き加工をしたりすることによって、製品専用の金型を用意することなく、標準の汎用金型の組み合わせで、円弧や難しい角度など、複雑な形状の抜き加工を実現します。レーザー加工に比べると、ガス等を使用しないために変動コストが少なく、量産性に優れています。
  • ルーバー、バーリング、ノックアウトをはじめとする、レーザー加工ではできない加工が可能なため、加工対象、形状や、生産数量に応じて、レーザー加工との使い分けをしています。

ガス溶断(厚板鋼板)

  • ガス溶断は、鉄が酸素により酸化することを利用した、歴史の古い切断方法です。ノズル先端からでる燃焼ガスの炎で切断部を加熱して酸化反応を起こし、同時に高圧酸素を吹き付けるエネルギーで溶融した材料を吹き飛ばすことで、厚い鉄板を切断することができます。厚板の切断にはもっとも優れた切断方法です。
  • 当社では9.0~100mmの鋼板の切断も対応しています。また、自社開発のコンパクトなNCガス溶断機もあるため、機械加工との組み合わせによる機械部品製作にも対応しています。

汎用機による切断・ブランク加工

  • 最新のNCマシンの他にも、職人の手作業による幅広い加工のための道具として、汎用プレス、メタルソー、ボール盤等、多様な汎用機械を取り揃えています。
  • 小型の15t油圧プレス「デスクパンチャー」は、金型を交換することで、穴あけ、切り欠き、切断など多様な加工ができます。
  • 加工目的にあった最適な加工方法を選択することで、単品、小ロット品を、より手早く短納期に、最適なコストでご提供しています。

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