個別対応型メーカー様向け事例
3種混合用食品加工部品
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3種の食材を混ぜ合わせる部品の図面があるので1個だけ製作してほしい。 |
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3種の食材を内部で均等に混ぜ合わせる性質上、内部の構造もかなり複雑かつ精度を必要としているために、職人のワザをフル活用しての製作となりました。ホッパー部は通常ですと折り曲げ加工と溶接加工で製作するのですが、今回は溶接ビートが問題となるので、ヘラ絞り加工にて対応しました。これは、大型の金型とプレスを必要とせずに円形絞り加工ができるもので、単品・小ロット生産に向いた加工法です。ただ、現在ではその特殊性からヘラ絞り加工業者が激減しており、加工方法自体もあまり知られていない現状もあります。ですが、当社では最新のへら絞り自動加工機(スピニングマシン)を保有しており、職人ワザとのコラボレーションで対応しました。 溶接組立については、形状が複雑に加えて、バフ研磨を各工程ごとに施していかないといけないために、組立順序を一つでも間違えると製品が組みあがらないので、その点は慎重に作業を進めました。 |